大学受験を考えている場合、塾に通うことを検討する方が多いのではないでしょうか。
ひとくちに塾といってもさまざまなところがあり、塾選びは簡単ではありません。
本記事では、塾選びに失敗しないように、大学受験に塾が必要な理由やいつから通うべきか、塾の種類や選び方のポイントを解説いたします。
ぜひ、これからの塾選びの参考にしてください。
大学受験に塾が必要な理由
毎月の授業料が安くない塾ですが、大学受験をするうえで塾や予備校に通うべきか悩む方は多いでしょう。
受験をするうえで塾が必要な理由は、塾は最新の情報を得られる場所で、推薦合格を狙うために好成績を維持できる、受験へのモチベーションを上げられるといった点です。
それでは受験をするうえで塾が必要な理由を詳しくみていきましょう。
塾で最新の情報を得られるため
試験制度や必要科目、配点などは各大学の学部学科ごとに異なり、試験問題の傾向もさまざまで、近年では癖の強い問題が出題される大学も多くなっています。
そのため、受験勉強においては標準的な問題集を解くだけでなく、志望校に合わせた対策が必要です。
塾では最新の情報を得られ、さらに模試を定期的に受ければ自身のレベルをまめに把握できます。
塾で好成績を維持できれば推薦合格が狙えるため
大学の推薦合格を狙うには、部活動や委員会活動などに積極的に参加していることも大切ですが、同時に高校3年間で好成績を維持しなければなりません。
しかし部活などに力を入れていると、塾に通わずに好成績を維持するのは難しいでしょう。
すべての高校が大学進学者の多いところとは言えませんが、志望校に推薦制度があるなら、早くから塾に通って高成績を維持する準備をしておくことが必要です。
受験へのモチベーションを上げられるため
塾には勉強に励む友人やライバルがたくさんいるため、受験へのモチベーションを上げられます。
他の生徒が頑張っている様子を実際に見て感じられるので、自身が頑張る気持ちにも繋がりやすいです。
他にも、塾には自習室など勉強するための設備が整っていたり、勉強方法などで悩んだら相談にのってくれる講師がいたり、高校生活から受験までしっかりバックアップしてくれる体制が整っていることが魅力のひとつです。
いつから大学受験の塾に通う?
大学受験に向けて塾に通うべきタイミングはさまざまあります。
高校入学時から本人の志望する学校が決まっているのか、将来の夢があるのかでも変わってくるでしょう。
早い生徒で高校入学当初から、ゆっくりな生徒で高校3年生とタイミングはバラバラです。
それではそれぞれのタイミングごとに説明していきます。
高校入学時
中学を卒業したばかりで、気持ちが新生活に向かっている最中では、中々大学受験に向けた塾通いは考えられない方が多いのではないでしょうか。
しかし、高校入学時点でなりたい職業や志望校が決まっているのであれば、高校へ入学したときから塾へ通い目標へ向けた勉強を始めるのが大切になります。
ここで、塾に通い始めることで最終的に他の受験生より合格への切符を取得しやすくなるでしょう。
高校1年生の夏
高校1年生の夏のタイミングで通塾を始める生徒は、中学から高校へ進学し勉強内容が難しくなって、授業についていくのが厳しくなっていたり、志望校がすでに決まっていたりする場合に多いです。
推薦を狙うためには、成績キープも大事なポイントになり、早めに大学受験を意識する場合はこのタイミングがいいでしょう。
高校2年生の夏
多くの生徒が自分の進学先を考え始めるのが、高校2年生の夏頃です。
特に受験する大学の中でも、国公立大学への進学を検討しているのなら、受験科目が私立より多いため高校2年生の夏から塾に通い、なるべく早めに対策したほうがよいでしょう。
ここで塾に通い始める生徒とは、合否の差が大きく出てきてしまうこともあるので、タイミングとして、2年生の夏頃からの通塾をおすすめします。
高校3年生
高校3年生から大学受験の勉強を始めるには学習時間が圧倒的に足りず、できることにも限りが出てくるでしょう。
ただし、学校の授業でもともと遅れなどがなく、基礎がしっかりできていてかなりの集中力とやる気があれば、高校3年生から塾に通う選択もあります。
大学受験の塾にもいろいろな種類があるため、たとえば、苦手な数学だけを重点的に強化するなどの利用方法でも良いかもしれません。
大学受験の塾にはどんな種類がある?
大学受験の塾には色々なタイプがあり、選ぶ種類によって合う合わないも出てきます。
塾の種類は大きく予備校・集団指導・個別指導・映像授業の4つに分けられ、塾によってはこれらのタイプを同じ塾内で選べるところもあります。
それぞれに長所と短所があるため、塾のタイプ別に特徴をみていきましょう。
予備校
予備校は一流講師の講義を直に受講できるのが特徴で、質を重視した講師の授業は対面形式の塾の中でもっとも高いレベルです。
講師と生徒の距離感は遠くなる傾向はありますが、その分スタッフが勉強方法や進路の相談にのってくれることが多いです。
ただし、予備校の目的は大学受験のため、定期テストの対策に関しては手薄でしょう。
【予備校に合う生徒】
- 東大京大医学部を筆頭に、最難関大学を目指している
- 授業の予習や復習も日頃から自分でしっかりと行えている
- 生授業のある比較的夕方以降に時間に余裕がある
- 映像授業ではなく、生授業の形式を好む
集団指導
複数の生徒が同じ教室で一緒に授業を受けるのが集団指導塾です。
黒板やホワイトボードを使用して先生が教壇に立って授業を進めるため、学校の授業をイメージするとわかりやすいでしょう。
一般的に予備校よりも講師の質は下がりますが、先生と生徒の距離の近さや、テスト対策などができるところは魅力です。
【集団指導に合う生徒】
- 難関大学や最難関大学を目指す
- 学校より少しレベルの高い授業や、定期テスト対策もしてほしい
- 生の授業なので比較的夕方以降に時間の余裕がある
- 講師との近い距離やクラスの仲間と競い合う環境にモチベーションが上がる
個別指導
講師1人に対して生徒1〜5人などの少人数の授業が特徴で、分からない問題をその場で質問でき、疑問をすぐに解決できます。
生徒が2人以上でも、同じ授業を受けるわけではなく、1人が先生から個別に解説を受けている間、他の生徒はそれぞれが問題演習に取り組みます。
生徒それぞれの目標に合わせて講師が授業を進めてくれるため、予備校や集団指導とは異なり、学校の定期テストなどの対策を手厚くしてくれる塾もあります。
【個別指導に合う生徒】
- 自分のペースで進めたい、もしくは部活などをしており時間割に左右されたくない
- 学校授業の補助や定期テスト対策をしてほしい
- 分からない箇所は自分で調べるより教えてほしい
映像授業
インターネットを活用して有名予備校の授業を時間割に左右されず、自分のペースで勉強を進められることが特徴です。
何より、厳選されたトップ講師の授業のみが用意されていて、一般的に授業のレベルは通常の予備校以上に高いといわれています。
一方で、目的は大学受験のため、定期テスト対策はあまり手厚くありません。
【映像授業に合う生徒】
- 東大京大医学部を筆頭に、最難関大学を目指す
- 日頃から授業の予習や復習も自分でしっかりと勉強している
- 映像授業にストレスを感じない
- 自分のペースで進めたい、もしくは部活などをしており時間割に左右されたくない
大学受験の塾選びは事前準備が大事
人気だからと安易な理由で塾選びをしてしまうと失敗してしまうこともあり、お金や時間を無駄にしないためにも、塾選びは事前準備をしっかりとおこなう必要があります。
大学受験の塾選びをするにあたって、まずは塾に通う目的を明確にし、さらに通塾の方法や通塾にかけられる時間を決め、最終的に自分に合う授業形式を決めていきましょう。
塾に通う目的を明確にする
塾に通う目的を明確にすると、自分が求めている塾をある程度絞れます。
通塾の目的には、たとえば大学受験対策に力を入れたい方や推薦入試対策、苦手分野克服のためなどがあげられます。
ほかにも、大学受験対策が目的なら、大学受験専用のコースがあり力を入れている塾がいいでしょう。
自分に合った塾を探すためにも、まずは目的を明確にしましょう。
通塾の方法や通塾にかけられる時間を決める
自宅から遠い塾や通うのが大変な塾を選んでしまうと、体力的にも精神的にも負担になってしまうため、通塾の方法やかけられる時間を決めることは重要です。
特に受験が近づくと少しの時間も惜しいので、通塾にかかる時間は短いほうがいいでしょう。
保護者に送迎してもらえるかなど、事前に話し合うことも必要です。
塾を選ぶ際は、学校の近くか家の近く、または、最寄り駅付近で探すことをおすすめします。
自分に合う授業形式を決める
授業の形式によって自分に合うかどうかが決まってくるため、それぞれの種類ごとに見ていきましょう。
まず予備校や集団指導は、プロ講師の指導を受けながら周りの仲間と切磋琢磨しながら勉強に取り組めますが、一定の学習力が必要になり、授業中にわからないことがあってもすぐに質問をするのは難しくなります。
個別指導は苦手科目を集中して学べ、わからないことはその場で聞ける一方で、学生講師が多く、講師1人で数人教えることもあるため問題演習の時間が長くなりがちです。
映像授業は自分のペースでレベルの高い授業が受けられるメリットがありますが、孤独感を感じやすくなります。
大学受験の塾選びに失敗しないためにおさえたいポイント
塾選びで大切なのは授業内容だけではありません。
塾では大学受験のための大事な時間を過ごすため、費用や設備、講師に求めるポイントもしっかりと把握しておく必要があります。
初期費用やランニングコスト、自習室の有無などの設備や環境、講師に求めることや必要なサポート、大学受験の塾選びをするにあたって欠かせないポイントを解説します。
初期費用やランニングコストを確認
勉強の成果が出ていても、費用がかかりすぎて通塾できなくなってしまうと元も子もないため、塾選びには費用の確認も大切です。
費用が安いから良くない、逆に高いから良いと言い切ることはできず、自分の求める目的に合う塾選びをしましょう。
塾にかかる費用は毎月の月謝以外に入会金や教材費などさまざまな項目があり、一般的に個別指導は集団授業の塾よりも授業料が高く、映像授業は安い傾向があります。
受講する科目や通う回数、季節講習の受講頻度などを見直すことで予算を抑えられるので、保護者と相談しながら塾選びをしましょう。
自習室の有無など設備や環境を確認
ある程度の基礎ができていて、授業ではなく塾の設備や情報を目当てに通う人もいます。
その場合、自習室の有無や志望校のデータや過去問は揃っているか、空調は最適か、机や椅子は清潔で使いやすいかなどを気にしてみましょう。
塾の中にはいつでも自習室を利用できるところもありますが、在籍生徒数が自習室の座席数を上回っていると、自習室を使いたい時に使えない場合があるため確認が必要です。
講師に求めることや必要なサポートを確認
塾には、指導実績が豊富なプロ講師やアルバイトの大学生などさまざまな講師がいます。
受験対策が目的なら、受験に関する情報に詳しく指導経験が豊富なプロ講師が適していますし、大学生講師は年齢が近く質問がしやすい、親しみやすいというメリットがあります。
また、個人に合わせた学習計画の指導やカリキュラムの作成、進路指導をおこなっているかの確認も重要です。
自分に合っているか、サポート体制が充実しているかどうかも塾選びでは大事なポイントといえるでしょう。
大学受験の塾選びは実際の声や体験も欠かせない
通いたい塾の候補が絞れたら、自分がその場所で勉強しているイメージを膨らませるためにも、体験授業を通して質問のしやすさや、講師の雰囲気を知ることも大切です。
周りから情報を得られない場合は口コミや評価を調べ、実際に授業を受けると塾の雰囲気などをより詳しくイメージできます。
口コミをチェックする
塾の候補がある程度絞れたら、実際に塾に通っている人やインターネットなどの口コミをチェックしましょう。
質問のしやすさや、講師や塾の雰囲気、自習室の有無や混雑具合、実際に成果が出たかなど、他人の評価を聞くことでイメージを持ちやすくなります。
ネットの口コミだけでも塾の雰囲気や評判はある程度分かりますが、評判が良くても自分とは合わない可能性もあるため、体験授業を受けてみると自分に合うか判断ができます。
体験授業を受けてみる
情報や口コミのチェックも大切ですが、塾の雰囲気をより深く知るために、実際に自分で授業を受けてみると、自分がその場所で勉強するイメージを持つことができ合うか合わないかがよくわかります。
自分の将来にかかわることなので、面倒くさがらずに足を運ぶことが大切です。
体験授業がおこなわれていない塾の場合、塾長との面談の申し込みが可能なところが多いため、問い合わせてみましょう。
まとめ
塾選びのポイントは、自分の生活リズムや塾に通う目的、自習室などの環境等をしっかりと把握したうえで、どんな種類の塾がいいかや雰囲気などから総合的に決めることです。
毎月の月謝の支払いや送迎などで保護者と話し合う必要もあるかもしれません。
最終的には、口コミや評価、体験授業を受けて納得した塾選びをしましょう。
塾選びで迷っているなら、現役東大生によるマンツーマン指導の東大個人指導塾はいかがでしょうか。
少しでも興味があれば、お気軽にお問合せください。